今年初めてのクジラを見ました。

「あ〜、今日も波が大きいなあ」と思いながら、いつもどおりの海を見ながらのよそみ運転中、

青い海のど真ん中で ーばっしゃーんー という水面をたたく大きな音が聞こえてきそうな真っ白な水しぶきがあがりました。

今年もまたハワイに帰ってきたね〜、もう年が明けて新年2010年になったよ〜と心で語りかけます。

新年早々に豪快なくじらの水しぶきに力強い生命力を感じ、パワーをもらったようでうれしくなります。

evefireworksマウイでは新年三が日という感覚はなく、大晦日に花火をして年を越し(店頭で大々的に花火が売られるのは大晦日前と7月4日の独立記念日前だけです)、元旦からウインドサーフショップもオープンするし、息子のバスケットボールの練習もしっかりあります。

年末クリスマス前後は、いつになくとてもあわただしく過ごしました。

クリスマス直前は子供達が所属するバスケットボールプログラムの大イベントがあり、3日間夕方から夜中の12時近くまでコンセッションスタンド(イベント会場で食事や飲み物を売る場所)で働いておりました。 コスコ (COSTCO)へソーダ類や食事の材料、紙皿など必要な物の大量買い出しから始まり、自分たちで作れるもの(ご飯、ホットドッグ、バターコーン、チリ)はつくり、業者に作ってもらうメニューはオーダーし、そして現場販売では約7時間の立ち仕事、もちろんボランティアです。 一緒に働いたほかのボランティアのお母さんと、「We love our kids so much. こんなに働くなんて私たち子供達のことすごく愛してるんだと思うわ」なんて言いながら、疲れを忘れて働き、販売している美味しい食事を3日間タダで食べられたのはよかったです。 そして3日間このイベントに通ってきて毎回食事を買ってくれた人から、最後の日に、「3日間美味しい食事をありがとう」と言われ、とてもうれしかったのでした。

息子のカイはというと、とてもうらやましいことに、クリスマス前後2回もマウイ島から他の島へ行きました。

高校のバスケットボールの本シーズンにはいる前の練習試合をしに、クリスマス直前にカウアイ島へ2泊3日、クリスマス直後にラナイ島へ1泊2日です。コーチが連れていってくれるので親たちは同行しません。

カウアイ島には、オアフ島からも3校来ており、全4校ともにカパアの安いホテルに宿泊、高校ごとに違うフロアだったそうですが、朝食の時や夜などはお互い話をして友達になり楽しかったそうです。

ラナイ島へは、マウイ島のラハイナからフェリーで行きます。その日もマウイの冬お決まりのハイサーフアドバイザリー (High Surf Advisory 高波注意報)がでており、しかも12時45分ラハイナハーバー発、海上は波でラフな状況になっていることは必須、船酔い者続出の最悪の船旅になってしまうかもしれないというのに、カイは普段はほとんど来ないラハイナの町がうれしくて、バーベキューチキンランチをモリモリ食べています。 「船乗る前にそんなに食べないほうがいいんじゃない? 今日は波高いから絶対船ヤバいよ」「船酔いは絶対にしないから大丈夫だよ」なんていう押し問答をしながらも食べ続け、デザートにソフトクリームまでニコニコしながら食べており。。。

ラハイナハーバーまで息子のカイとチームメート2人を送って行き、そのまま別れ、クリスマスに友達や仕事の仲間に配るケーキを焼く為に、片道50分のドライブでノースショアへとんぼ帰りでした。

「ラナイ島のフェリーどうだった?」

「It was Great!!!  最高だったよ!」

「波で、船大変なことになってなかった?」

「すごかったよ。デッキにでてたら全員びしょ濡れになっちゃって最高に楽しかったよ。でも帰りは波はぜんぜんなくて海は平水面で超快適で、満天の星空がすごくきれいだったよ」

「くじら見た?」

「すっごいたくさんあっちにもこっちにも居たよ。それからイルカもたくさんいて、船の真横をすごい群れがしばらく一緒に泳いでて、そりゃあ最高だったよ!」

どこに行っても、友達ばっかりです。



wavehitマウイの冬は、新聞は波の記事ばかり。

Big waves hit the north shore ;
more expected today.
ノースショアにビッグウエイブ、
今日はもっと大きくなるよ〜


bravewave12月初旬この冬初めてのビッグウエイブが来たときは、世界情勢もほかの懸念事項もすべて差し置いて、連続4日間一面トップ記事は波の記事。