メイドオンマウイ元気のスパイス

元気のスパイスを、ハワイマウイ島からお届けします。 アロハエッセンスとマウイの風を感じてもらえるとうれしいです。

October 2009

MAUI DAYS - 常夏マウイで天然エアコン

私の住むノースショアハイクの家にはエアコンはありません。 私の家だけではなく、ハイクのほとんどの家にはエアコンはないのですが、マウイは風がいつも吹き抜けている気候柄、エアコンは必要がないのです。 天井からさがっている大きなファン(扇風機)だけで十分です。

マウイを吹き抜けるトレードウインドは、気温の高い夏でも心地よい天然エアコンとなり、湿気がないのでじめじめとした不快な暑さはなく、外では日差しは強くとも日陰に行くととても涼しいのです。

こんな快適な常夏の島ですが、時折気温の高い夏の間に風向きが変わったりトレードウインドが弱まり風が吹かない日があると、突然体感温度が上昇します。 普段冷暖房完備のオフィスで働いているわけでもないので、冷蔵庫のような温度のエアコンはどちらかというと不快を感じる身体=アイランドスタイル になっていますが、それでも暑いと感じる日は年に10日位はあるかもしれません。 そんなときは、各人が思い思いの動物的本能で暑さをしのぎますが、男の子や男の人の場合には、まずはシンプルに”脱ぐ”という行動にでます。 脱ぐといっても、もともとシャツ1枚なので、それを脱いで上半身裸という状態ですが、うちのウインドサーフショップの従業員も仕事中によく上半身裸になっている人がいました。 それでもまだ暑い時はウインドサーフィンの道具を洗うホースで頭から水をかぶれば極楽浄土、上半身裸で仕事ができる希少な職場です。


私の家に息子カイの友達3人が遊びに来ており、テレビゲームをして楽しんでいました。 暑いものですから、案の定、全員シャツを脱いで上半身裸になっています。 しかしその日は本当にめずらしく夏なのに風がなくて暑い日で、汗で頭をぬらしながらゲームをしています。 当然エアコンなぞはないし、おまけに日当りだけよくて風とおしの悪い部屋、”あの〜、君たち暑かったら冷たいシャワー浴びていいよ、冷たいシャワー。 クローゼットにあるタオル自由に使っていいからね。” と言っておきました。 冷たいシャワーを浴びたデイブが幸せの放心状態でバスルームからでてきました。 ”おばさん、ありがとう。こんな最高に気持ちのいいシャワーは生まれて初めてだよ!”
”今日のシャワーは今までの人生で最高だ!”とまで言いながら、次々と冷たいシャワーを浴びてでてくる男の子たち。


夕方バスケットボールの練習にでかける時はさすがにシャツは着なければならないので、暑がりデイブはまた考えて、ビニール袋に氷をつめて氷嚢状態にし、首の後ろにくっつけて ”あ〜気持ちいい〜”といいながら暑さをしのいでいます。

練習場所まで車で移動時間約20分、その間にデイブの氷嚢の氷は半分以上溶け、デイブは氷の溶けた水をゴクゴクと飲み干し、”あ〜ウマい!”。 このクーラー作戦、電気も使わずに地球にやさしいエコそのもの、しかも一定温度でエアコンがきいた冷蔵庫状態と違い、暑い状態の中での一時的な快感の為、その快感度はかなり高いです。


もうひとつ暑さをしのぎ快感を得る方法、私のだんなの直伝です。暑いと思ったら、外にでて働くか運動をしてもっと暑い状況に自分を置く。
家の中に居て暑いな暑いなとやや不快指数があがってきたならば、外にでてランニングをするか庭仕事をする、炎天下の中で蒸発する位だらだらと汗を流しながら動きまわった後、家に戻ると、さっきまで暑い暑いと思っていた家がすご〜く涼しく感じ快感を感じる事ができます。 ここでさきほどのデイブの氷嚢作戦をしたら、こんなに快適なことがあるものかと。。。もう何もいりません。

私が最近参加しはじめたフラ教室のスタジオは光熱費上昇の為という理由でエアコンの使用ができなくなりました。(レンタル料をあげるか、エアコンをストップするかどちらかの選択だったそうです。先生も生徒さんもお金は払いたくないので、これは迷いなくエアコンなしです。) タイミングよく先週まで吹いていたトレードウインドが一時休止してしまい、汗が吹き出しまくりの汗だくフラレッスンとなりました。 こんなことになるのはわかっていたので、いくら汗をかいてもいいように私は水着にフラスカート+凍らせた水を持参の体制で参加です。 先生はフラスカートをまくりあげて汗をふいています。 フラだというのに、前日にやったエアロビクスよりも汗をかき、充実感のあるレッスンでした。

旅行でコンドミニアムの予約をしてくるお客さまより”マウイはエアコン必要ですか?”と聞かれることがあります。ホテルは当然全室エアコン完備ですが、コンドミニアムの場合にはエアコンのある物件とない物件があるからです。

”ハワイは風が吹き抜けていて湿気がないので、昼間部屋にいる時間が少ないのであれば、エアコンはなくても大丈夫です。ただし、特に暑がりだったりなど個人差はあるので断言はできません。” と答えます。 湿気の多い日本の夏に比べれば、朝晩は暑くないし、ハワイは随分過ごしやすいです。

アメリカ本土のお客さまから同じ質問を受けたので、同じように答えました。 しかしその方は少し考えてから、”いや、やっぱりエアコンだけは必須にしてください。僕はアイランドスタイルには慣れていないから、エアコンなしで過ごせる自信がないからね。”と言っていました。

 

さて、15年間私の家にはエアコンがありませんでしたが、どういうわけかついにエアコンがやってきました。実際、ハイクでエアコンというのはとっても贅沢というか不要なのですが、ウインドサーフショップのビル内で一台余ってしまい置き場がなく邪魔だったので、仕方なく私の部屋に設置されました。

昼間ちょっとだけ暑かったので、ドアを閉めてエアコンをつけていたら、私のだんながドアをあけて部屋にはいってきました。
”なんだこれ、これじゃ冷蔵庫だよ、寒いよ〜”と言って不快そうに逃げて行きました。

その5分後には、私も身体がどうも拒否反応を起こして来たので、エアコン使用を中止しました。


アイランドスタイルは、やっぱりシャツぬいで、水シャワーに氷嚢作戦、運動をして汗だくになる、のが一番快適な天然クーラーです。

 

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10月某日の新聞に掲載されていた写真。
全員上半身裸のアイランドスタイル。 
ローカルストアの前でシェイブアイスを買い食いしています。 

GIVING - 遠征試合、そのときの歓迎ともてなし

今のこの世の中でも、タダで寝泊まり食事つき!

息子のカイ(14歳)はマウイ島の高校のバスケットボールチームにいます。

マウイ島にはパブリックスクール(公立)の高校が5校、プライベートスクール(私立)の高校が4校あります。

そしてマウイ島の隣の小さな島モロカイ島とラナイ島に1校づつあります。マウイ島/モロカイ島/ラナイ島の3島は同じ政治区域の為、いわゆる地区リーグはこの中で行われます。さらに正確に説明してしまうと、本戦では学校の生徒数の大きさに基づいて1部リーグと2部リーグに分かれて、そのリーグ内で戦います。

シーズン中は練習試合、本番試合、トーナメントと何戦も試合があり、陸続きではないモロカイ島とラナイ島については泊まりがけで移動しなければならないのでこれはもうすっかり遠征ということになります。

このような近場遠征する時の宿泊先は、試合をする体育館です。シーズン中お互い行ったり来たり、ホテルはまったくもって不要です。

体育館には温水シャワーもロッカールームもトイレも完備しており、スペースは広々としているから何人いても全員で1室(?)だし、なんの不便もありません。各自寝袋持参で、宿泊料は完全無料!

バスケットの試合はたいがい夕方から夜にかけて行われます。

モロカイ島チームが、マウイに遠征にきた時はカイの高校の体育館に宿泊しました。

カイの高校はホスト(受け入れ高校)として、その日は各家庭より食べ物を持ち寄り、試合が終わった後、体育館で両チーム集まり一緒に食べます。持ち寄りパーティのことを英語ではPot Luck Partyといいますが、私のこの日の担当はRice(白飯)、大きな炊飯器で炊いたご飯を炊飯器ごと持っていくだけで、そのほか持ち寄りで集まった10種類以上の食べ物をいただけるのですから、みんなの力をあわせるとスゴイ、今日の晩ご飯は超豪華版といったところです。 チキンや牛肉と野菜のソテーや、春巻きやサラダ、焼きそばのようなヌードル類に、チャーハン、ピザ、そしてクッキーやチョコレートブラウニーなどのデザート、アイスボックスにはよく冷えたコーラやジュース。

遠征しに来ているチームにとってはこれほどありがたいことはありません。 試合後のリフレッシュと腹ごしらえの為に団体でマクドナルドやレストランまででかけていかなくてもいいし、お金もつかわなくていいし、なによりも美味しい手作りのものが食べられるというのは、本当にありがたいことです。

”モロカイボーイズって聞いただけで、あいつら、すっごい食べそうだ!”なんて思いながら、かなり多めにご飯を炊いてきました。
案の定、選手たちは皆うれしそうにガツガツ食べています。 用意した食事をそんなふうに食べてくれると、なんだかとってもうれしいんだな〜。

ホストにとっては、遠征に来ている対戦相手チームへの最高の歓迎ともてなし、ここまで試合にきてくれてありがとうといった感謝がそこにはあります。自分の家に友達を招待してごちそうしているのと同じです。 ”同じ釜の飯”を分け合うことほど、友好関係の証はありません。

カイの高校は昨シーズンは1度だけラナイ島へ1泊で遠征にでかけました。 ラナイ島はとてもとても小さな島で、ラナイシティという町にお店とローカルの住居があるだけです。学校は幼稚園から高校まで同じ場所で1校だけ、よって体育館というものも島には1つだけ。その体育館で夜行われた練習試合には、ラナイ島の住民全員が見に来ているのではないかという位体育館はラナイ島民でうめつくされて大騒ぎ、その空気の中、カイの高校はコーチ4人とプレイヤー12人だけでほとんど捕虜状態です。試合を終えた後、そこでもラナイ高校の持ち寄りパーティでごちそうになり(すっごく美味しかった!とカイは大満足していました)、体育館寝袋お泊まりでした。翌日マウイに帰るだけだった為、朝4時まで体育館の中でかくれんぼ&鬼ごっこをやっていたそうです。アシスタントコーチ3人は思いっきり寝ており、ヘッドコーチは責任感が強く、皆が悪さをしないようにずっと見張っていたとのことでした。

 

スポーツはチームメートやコーチ、サポーターがいないと試合ができません。

スポーツは対戦相手がいないと試合ができません。

寝袋もって遠征試合、
体育館を宿泊施設として提供したりされたり、
食事を用意したりされたり。

自分のできる小さなことをするだけで、与えて与えられて平和になる、ここにはギブアンドテイク(Give and Take. =与えた代わりに得る)ではなく、ギブアンドギブ(Give and Give=与え続ける)の精神がいっぱいです。

ハワイの古人の言葉にこういうのがありました。

Giving....

What I gave, I have;

What I spent, I had:

What I kept, I lost.

私が何かを与える(してあげる)ことができるのは、あなた(与える相手)が今ここにいるから。



foot


(私なりの英文の意訳)

 私が与えたもの(してあげたこと)は、今も私の心に誰かの心に、どこかに生き続けている。

私が費やしたモノは過去に持っていただけで今はどこにもない。
私が所有していたモノは今はどこにあるかさえもわからない。

 

 

 

 

 

*プロフィール*
内藤葉子 Yoko Naito
マウイ島にて現地旅行会社と
ウインドサーフショップをしています。
ぜひ遊びにきてください。


マウイドリームバケーション
のホームページ



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