メイドオンマウイ元気のスパイス

元気のスパイスを、ハワイマウイ島からお届けします。 アロハエッセンスとマウイの風を感じてもらえるとうれしいです。

November 2009

The Coffee ーマウイで美味しいコーヒーを!(マウイローカル美味しい情報その4)

コーヒー通とまではいかないけれど、コーヒー関係の飲料は結構好きです。

マウイ島のハレアカラ山頂へ行く途中の高原にあるクラロッジレストラン、常夏のハワイなのに、半袖で微妙にキーンと感じる気持ちのよい涼しさの中で、朝食と一緒にいただく暖かいコーヒー、そして暑い日中にクールダウンする為にカロリー高すぎるなと思いつつもついついスターバックスコーヒーでオーダーしてしまうフラペチーノ(氷と一緒にくだいた冷たいあの飲み物です)、忙しい1日の疲労で頭の回転が完全に停止している時にはアイスコーヒーかアイスカフェラテ(エスプレッソと牛乳を混ぜたもので〜す)でドーピング、昔なつかしコーヒー牛乳を思い出すような甘ったるいアイスコーヒーが欲しい時にはマクドナルドのアイスコーヒーといった具合に、けっこうコーヒーにはチョロチョロと出費をしてしまっています。

 

latte私の主人はというと私とは全然違う方向で、コーヒーにはまっており、エスプレッソ通のドイツ人の友達からタダ同然でゆずりうけたエスプレッソマシーンで、コーヒー豆から挽いて一杯一杯ていねいにエスプレッソを抽出し、ミルクと混ぜたカフェラテを毎朝いれております。 マシーンを改造して温度計までつけたり、泡立てたミルクで描くラテアートにまでいれこんでいます。 

 

さて本題ですが、マウイで美味しいコーヒーはどこで飲める?

チェーン展開しているおなじみのスターバックスコーヒーやマクドナルドへは、知っているという安心感からついつい足が向いてしまうかもしれませんが、せっかくマウイにいるのですから、ぜひぜひローカルコーヒーショップのメニューと雰囲気を味わってみてください。コーヒーだけでなく、紅茶もアイスティーもあるし、それぞれのコーヒーショップ独自のスコーンやマフィンやタルトなどの焼き菓子のバラエティや、サンドイッチやサラダなどの朝食やランチメニューも楽しみのひとつです。そしてお持ち帰りのお土産用にコーヒー豆もぜひそこで。

今日は満足感のあるコーヒーが飲みたいゾ!という時に行くコーヒーショップはココ。

Maui Coffee Roaster(カフルイ/空港からきてK-Martの大きな交差点を渡ってすぐ右の建物の1階)

Anthony Coffee(パイアのメイン通り)


コーヒーはオーダーが多く回転のよい朝が豆も挽きたてで美味しいコーヒーにであうことができます。

最近はコーヒーのチェーン店が世界展開していることが当然のような環境の中、Maui Coffee RoasterとAnthony Coffeeは世界中でここ1件だけの個人経営でオーナー色さえも感じられる、正真正銘ここだけのマウイのコーヒー屋さんです。コーヒーが美味しいだけでなく、朝食やランチの軽食メニューもあります。Maui Coffee Roasterはサラダや野菜タップリのサンドイッチやスープなどの家庭的ヘルシーメニューが多く、Anthony Coffeeは朝食メニューの卵料理やワッフル、ランチはお持ち帰りもできる種類豊富のサンドイッチメニューなど、ここだけの手作りフード感覚が暖かいです。

coffeeAnthony Coffeeはコーヒーショップなのになんとアイスクリームまで売っていてこれもマウイメイドで美味しく、(アイスクリームをエサにして)子供を連れて気軽に行けるコーヒーショップです。スコーンやマフィン、デニッシュなど片手で食べられるような焼き菓子も大好きです。

どちらのお店もローカルには人気で朝食時やランチタイムはたまり場にもなっていますので、マウイの地元的な雰囲気をちょっと味わえるかも。

特にAnthony Coffeeのモダン的でないローカル的レトロなショップは、友達の家にでも立ち寄っているかのような心地良さを感じてしまいます。

ある朝、Anthony Coffeeに立ち寄り、私の好物のアイスカフェラテをオーダーし、カウンターで砂糖をいれていると、
" How are you this morning, sweety.  お早う、元気?"と声をかけてきたのは、奥からでてきたお店のオーナー、オーナー自らカウンター下のゴミ箱のゴミ回収にきたのでした。

朝一番のコーヒーのローストが一段落したのでしょう。

コーヒーを味わうこともさることながら、そこで働いている人やオーナーの空気を感じることができるのも、個人経営の小さなローカルショップならではです。

anthony

Winter Show Time - 冬は波の季節、クジラの季節

11月にはいり、マウイも気温が下がり、朝晩少し冷え込むようになりました。

冷え込むといっても、マウイの場合は、朝6時(寒いっ)薄手の長袖を羽織りジーンズをはく、午前10時(普通のハワイ)半袖とサーフパンツに着替える、午後1時(暑い)半袖から袖無しタンクトップに着替える、夜9時(外出、少し冷えるかな〜)昼間からの流れ上半袖を着てるけど、ちょっと寒いかも といった具合です。11月から3月はだいたいこのような感じです。


swell2マウイ島ノースショアには秋から冬にかけて特有のスウエル(うねりのある大きな波)が頻繁にはいっています。

夏のあいだほとんど平水面だった海に、まるで生命を得た生き物のように大きなときは4メートルから6メートルハイの美しい流線型の波が次々とセットではいる季節は9月から4月初旬頃まで続きます。

例年は9月中旬頃にはいりますが、今年は少し早く8月最終週にはいり、季節が夏から秋へ変わります。

天気予報といえば風と波情報にしか興味のないローカルウインドサーファーにサーファーたちは、「今年は(ファーストスウエル)が1週間早いね〜」と口々に言いながら興奮していました。

波と一体となって技を繰り広げるサーファーやウインドサーファーは、波と人間が融合した自然のアートです。 もしあなたがサーファーでもなくウインドサーファーでなくても、この時期ハワイに来ましたら、波のエネルギーと海の波動を全身で感じながらぜひこの自然のアートをご観賞ください。(ちなみにサーフィンというスポーツはハワイで生まれたスポーツですから、波観賞は観光ナンバーワンであるべきだとさえ思います)

すでにサーファー/ウインドサーファーの方は、ウインドサーフィンの道具1式やサーフボードのレンタルをして、ぜひハワイの海で風と波と戯れてください。 初めて体験してみたい方は、ウインドサーフィンレッスンやサーフレッスンで。

とにかく海からの波動と波と風が奏でるヒーリングサウンド、暖かい砂浜とのスキンシップは癒し効果抜群です。 ここではこのナチュラルヒーリングが当たり前のようにタダで受けられるのですから、やっぱり自然の力は偉大!

 

そしてもうひとつこれから冬にかけてのお楽しみはクジラです。

先月10月20日前後にすでにハワイ沖で今年初めてのクジラが確認されたそうです。

クジラは冬のあいだ暖かいハワイの海に出産をしにやってきます。その数およそ1万頭、出産のピークである2月から3月下旬頃は親子で泳いでいるクジラを目撃します。 潮の吹き方も、海面から少しだけ見える背中も、親子はやはり大と小でサイズが違い、海面からジャンプしたときはさらにその大小は明らかなので親子だとわかります。こんな広い海で親子で群れて泳いでいるクジラを見ると、生まれてまもない子供を本能で世話したりかわいがったりというような親子愛は不思議と強く感じることができます。

ピークの時期は岸からでも肉眼で見えることがよくあり、(これはちょっと自分に起こったら恐いかもしれないけど)ウインドサーファーの進行方向沖で突然クジラがジャンプして海面に現れたり大きな黒い背中が海面からゆっくり現れたりするのを見てあわてて方向転換して戻ってきたという話もよく聞きます。少なくともウインドサーファーやサーファーとクジラが衝突!なんていう事故は聞いたことはまったくないのでご安心ください、海は広〜いですから。

 

12月中旬から4月中旬頃まではボートでクジラを見に行くホエールウオッチングツアーもたくさんありますが、ピークは1月下旬から3月中旬頃にかけてだと思います。

クジラは法にて保護されており、90メートル(100ヤード)以上近寄ってはいけないことになっています。また、正面から近づいて行ったり、追いかけたり、進路を邪魔したり、クジラの群れの中に割ってはいったり、クジラを取り囲んだりしてはいけないなど細かく規制されています。

90メートル(100ヤード)以内にクジラが近寄ってきた時は、ボートはギアをニュートラルの状態にして停止し、クジラが離れていくまで待たないといけません。

クジラに対して真正面から対峙したり後ろから近寄っていくことは避け、クジラの移動と並行して同じ方向に船を進め、スピードも一番遅いクジラの速度にあわせなければならず、ほかのボートとも近辺の状況の連絡をとりあいながら船を進めることになっています。そして同じクジラを観賞するのは30分以内にとどめる、クジラのプライバシーを守りストレスを最少限にするためです。 ( hawaiihumpbackwhale.noaa.gov の情報より)

クジラが多いときは船は何度も停止しながら、クジラに占拠された海を移動していきます。

時折クジラのほうから船や岸に近寄ってくることがあり、目の前で移動したりジャンプしたり、船の真下を泳いでいたりなど、かなりの至近距離で目撃できることもあるかもしれませんが、触ろうとしたり餌をあげようとしたり、脅かしたりなどは絶対にしてはいけません。

そして忘れてはいけないのはクジラは野生だということ。 ツアーに参加しても、人間が勝手に期待しているように、至近距離で見えなかったり最悪クジラに遭遇できないことさえもありますが、海は動物園ではありません。 どうぞ神聖な気持ちで、自然界に敬意を払ってホエールウオッチングツアーにおでかけくださいね。

(ホエールウオッチングには双眼鏡を持って行くとより楽しめると思います。 尚、一部のホエールウオッチングツアーは、ツアー中まったくクジラに遭遇できなかった場合には、滞在期間中に再度無料でツアーに参加させてくれることもあります。)

swellマウイの夏の海が太陽の季節だとすると、
冬の海は、波とクジラのパフォーマンスショウの季節です。 観覧無料!

 

 

*プロフィール*
内藤葉子 Yoko Naito
マウイ島にて現地旅行会社と
ウインドサーフショップをしています。
ぜひ遊びにきてください。


マウイドリームバケーション
のホームページ



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