メイドオンマウイ元気のスパイス

元気のスパイスを、ハワイマウイ島からお届けします。 アロハエッセンスとマウイの風を感じてもらえるとうれしいです。

ローカル美味しい情報

Frozen Sweets ー夏の海とフローズンヨーグルト!(マウイローカル美味しい情報その6)

やっぱり夏は暑いです。 やっぱり夏の季節には海に入らずにはいられません。

夏になるとやっぱり誰でも海にはいりたくなるので、子供たちはサーフィンを始めてみたり、お手軽に誰でもすぐに楽しめるブギーボードに興じたりと、夏休みということもあり、海人口はいつもより多くなります。

ここ数年のヒットはスタンダップパドルボード。キヘイやラハイナへかけての海岸ではたくさんスタンダップパドルをしてる人がいます。 ウインドサーフィンやサーフィンをしない人までもが、「これだったらできそうだな」と思うようで誰でもやってみたくなるようです。(注:初心者向けはあくまでも岸のすぐ傍平水面での場合です。 波のパワーや沖の潮の流れには逆らえませんので自然を甘く見ないように。。。普段海に馴染んでいない人がよく起こしがちな過ちです。)

ハワイは常夏なのでウインドサーフィンなりサーフィンなり、何かと理由をつけて1年中海にははいりますが、ハワイに住んでいる人全員がサーファーかと言うと実はそうでもないのです。

ハワイで生まれ育ったにもかかわらず、海スポーツを全然しない人もけっこういるし、あとは昔はやってたけど今はもうやらないという年配の人もいます。

私がマウイに引っ越してきた頃、「どうしてマウイに来たの?」とハワイの人に聞かれ、「ウインドサーフィンができるから。マウイは1年中風が吹く、世界一のウインドサーフィンスポットだからよ。」と答えると、「へえ〜、ここが世界一のスポットなの? ほんとにぃ???」なんて反応をよく返されていました。 そのたびに「こんなにいい風の吹くウインドパラダイスで生まれ育っておきながら、そんなことも知らないなんて、なんてゼイタクな!」と思ったものです。

逆に陸にいるとただの年配はたまた(はっきり言って)老人なのに、海にでると突然別人と化して、バリバリのサーファーだったりします。
たいがいこういったローカルの大御所サーファーは、海上サーフ交通取締官みたいな役割(?)をしていることが多く、後から来て自分のことしか考えず波を横取りしたりすると、怒られます。

先日ラハイナのラウニウポコで久しぶりにサーフィンしていると、観光客の女の子(たぶん始めたばかりで最近やっと波で立てるようになったと思われる)が、すでに海上サーフ交通取締官が奥から乗ってきている同じ波のすぐ波下で波をキャッチして立ちました。海上サーフ交通取締官がドスを聞かせた低い声で "What's UP !"と声をかけています。
その女の子は振り返って "Hi !"とかわいらしくあいさつして、そのままスイ〜っと波に乗っていきました。

"What's UP!"というのは親しい間柄では日常のあいさつですが(よお〜、元気か!という感じ)、このシチュエーションでは「おいこら! 気をつけろ!」という感じ。 ですからこれは海上でナンパされたのではありません。 波を横取りして怒られたのですヨ。

(一応解説:波はとにかく一番最初にその波で立ちあがった人のモノです。遅れた場合や奥からすでに波に乗って来てる人がいる場合にはその波はあきらめること。)

海にはいるとクールダウンして、いつも身体が気持ちよ〜くなります。例え1日の疲労で疲れていても、一瞬のうちにして驚く程の癒し効果なので、多少風が弱くても、コンディションがいまいちでも「ちょっと濡れてくるワっ」と言ったノリでウインドサーフィンはします。

海につかるのは一番のリフレッシュ効果ですが、こんなホットで暖かい日に食べるリフレッシュメントのおすすめは、以前ブログにも書いたシェイブアイス( シェイブアイスは何味を選ぶ? http://mauiwind.livedoor.biz/archives/981604.html )

そのほかのローカル人気のおすすめはコチラ。

guriguri*Guri Guri(タサカグリグリ):カフルイのマウイモール内にある手作りシャーベットのお店。 とても素朴な味で良心的に安いので、ローカルには大人気。
お昼時や週末などはローカルのお客がほとんどひっきりなしに訪れ、お店の周辺で食べているので、マウイモールのこの一角はローカル通りと呼んでいます。

 

tutti*Tutti Frutti(テューティフルーティフローズンヨーグルト):フローズンヨーグルトなのでヘルシー、そして日替わりの味のバラエティやトッピングもあり自分で好きなだけ自由にカップにいれて重さで払います。 プレーンヨーグルト、バニラ、ストロベリー、オレンジ、チョコレート、コナコーヒーなどすべて美味しいのですが、私の個人的趣味のおすすめ(ちなみに私の子供達も同意見)は、タロ(写真でうす紫色のモノ)とリヒモイパイナップルがベスト2です。グアバ、リリコイ、ライチも美味しいです。

こちらはチェーン店で、オアフ島にもあります。マウイ島にはカフルイのセイフウエイ向かい(こちらはほとんどローカルの溜まり場状態)と、キヘイのククイモール内の2軒。 ちなみにマウイのクイーンカアフマヌセンター内にヨーグルトランドというお店がありますが若干のみ安い分、味も冷たさもチープな感じがした(私の主観)ので1度行ったきり2度と行ってません。

tuttikahului(テューティフルーティのカフルイ店。トラックの荷台で食べてる子)





ハワイは常夏なので冷たいもの系も1年中美味しく食べて、リフレッシュできますヨ!



paddle夕方カナハでウインドサーフィンをしていたら、カヌーパドラーが出艇してきました。そして風上からはスタンダップパドルボーイも漂着してきました。
海を共有しているって幸せです。

bbeach
海がそこにあるだけで幸せ。

 

 

 

 

 

Whole Foods Market ー オーガニック食材とローカル産地直送の大型ストア(マウイローカル美味しい情報その5)

久しぶりに人ごみの中へ行きました。 駐車場もお店の中も人でいっぱい、大変な混雑でした。

マウイで ”人多いなあ〜”と感じるような人ごみに遭遇するのは大変稀なことで、せいぜい1年に1回のカウンティフェア(物産展と移動遊園地)や、これも1年に1回の11月末感謝祭直後のクリスマスセール程度、あとは数年に1度、マウイに新しい大型店舗がオープンした時くらいです。

wholefoodsそうです、新しい大型店舗が2月末にオープンしました。

マウイ島カフルイ空港より車で3分のマウイモール内に Whole Foods Marketがオープンしました。

(我がマウイウインドサーフカンパニーのすぐ裏側です。)

ナチュラルオーガニック食品の大型スーパーマーケットです。

ヘルシーフードやオーガニックフードブランドの食品やサプリメント、ボディケア商品に加え、野菜果物コーナーには、マウイやハワイ島などの農家から仕入れたローカル産物がたくさんあります。

whfishお魚コーナーとお肉コーナーにも、ローカルものを見つけることができます。

ベイカリーコーナーには美味しそうなケーキやパイが並び、こんなに小さなサイズは日本にしかないと思っていたプチケーキまであります。(一口サイズのケーキ。でもハワイアンやアメリカンには小さすぎると思うけど。。。こんな小さなサイズのものをハワイで見た事はありません)

whbakeryそして充実のデリコーナーには、サンドイッチ、ピザ、ブリトー、サラダバーに、うどんやお寿司、丼スタイルの弁当(チキン弁当など)まであります。デリコーナーのすぐ横と、ストアの外にもテーブルとチェアがあり、デリコーナーで買ったものをゆっくり食することができます。


以前のブログで、遠くアメリカ本土から運ばれてきている野菜や果物よりも、ハワイローカル産のものがどんなに美味しいかをご紹介しました。
→*ローカル野菜が新鮮!(マウイローカル美味しい情報その1)http://mauiwind.livedoor.biz/archives/637310.html

私は特に野菜はできる限りローカル産のものを、青空マーケットやローカルの小さなストアで買い求めます。新鮮だし、新鮮だから数日経っても腐らないし、しかも安いし、美味しいしといい事づくめだからです。 お魚もできる限りハワイローカルのアヒ(まぐろ)、オパカパカやマヒマヒ(白身魚)を買ったり、肉はローカル産は限られているので、ローカルストアにその日にあればラッキーという範囲内で、時々新鮮なマウイ産ビーフを買ったりしています。


今回はオープン直後で人のあふれている Whole Foods Marketにてハワイ島産のオレンジを迷わず買いました。 独特の自然のままの姿形をしたオレンジは、暖かい土地でのびのびと育つオレンジの木にぶらさがっているのが目に見えるようです。

ぜいたくにそのまま絞ってオレンジジュースとしてゴクゴクと飲み干します。甘〜くて美味しい〜〜、自然の恵みの甘さ。。。

whlocal whorange

人も素顔のまま素のままが一番人間らしくその人らしく味わいがあるものですが、オレンジも自然そのまま、素のままが最高に美味しい〜、身体の細胞にも何の抵抗も無理もなく吸収されていくようです。

Whole Foods Market はアメリカの大型チェーンストアにもかかわらず、ローカル産のものがたくさんあり、朝8時から夜9時まで開いていますので、朝から晩まで遊びに忙しい観光客の方でも、新鮮で美味しい産地直送のものを十分に楽しめます。

ハワイに来たら、ハワイで日本のものを探し求めるのではなく、ハワイにあるもの、産地直送のものを発見し、堪能し、存分に楽しんでいってください。 

blueocean
(身体に美味しい海遊びも忘れずに!)
※ウインドサーフカンパニーにて
海遊び道具各種レンタル中! 

 

 

 

 

The Coffee ーマウイで美味しいコーヒーを!(マウイローカル美味しい情報その4)

コーヒー通とまではいかないけれど、コーヒー関係の飲料は結構好きです。

マウイ島のハレアカラ山頂へ行く途中の高原にあるクラロッジレストラン、常夏のハワイなのに、半袖で微妙にキーンと感じる気持ちのよい涼しさの中で、朝食と一緒にいただく暖かいコーヒー、そして暑い日中にクールダウンする為にカロリー高すぎるなと思いつつもついついスターバックスコーヒーでオーダーしてしまうフラペチーノ(氷と一緒にくだいた冷たいあの飲み物です)、忙しい1日の疲労で頭の回転が完全に停止している時にはアイスコーヒーかアイスカフェラテ(エスプレッソと牛乳を混ぜたもので〜す)でドーピング、昔なつかしコーヒー牛乳を思い出すような甘ったるいアイスコーヒーが欲しい時にはマクドナルドのアイスコーヒーといった具合に、けっこうコーヒーにはチョロチョロと出費をしてしまっています。

 

latte私の主人はというと私とは全然違う方向で、コーヒーにはまっており、エスプレッソ通のドイツ人の友達からタダ同然でゆずりうけたエスプレッソマシーンで、コーヒー豆から挽いて一杯一杯ていねいにエスプレッソを抽出し、ミルクと混ぜたカフェラテを毎朝いれております。 マシーンを改造して温度計までつけたり、泡立てたミルクで描くラテアートにまでいれこんでいます。 

 

さて本題ですが、マウイで美味しいコーヒーはどこで飲める?

チェーン展開しているおなじみのスターバックスコーヒーやマクドナルドへは、知っているという安心感からついつい足が向いてしまうかもしれませんが、せっかくマウイにいるのですから、ぜひぜひローカルコーヒーショップのメニューと雰囲気を味わってみてください。コーヒーだけでなく、紅茶もアイスティーもあるし、それぞれのコーヒーショップ独自のスコーンやマフィンやタルトなどの焼き菓子のバラエティや、サンドイッチやサラダなどの朝食やランチメニューも楽しみのひとつです。そしてお持ち帰りのお土産用にコーヒー豆もぜひそこで。

今日は満足感のあるコーヒーが飲みたいゾ!という時に行くコーヒーショップはココ。

Maui Coffee Roaster(カフルイ/空港からきてK-Martの大きな交差点を渡ってすぐ右の建物の1階)

Anthony Coffee(パイアのメイン通り)


コーヒーはオーダーが多く回転のよい朝が豆も挽きたてで美味しいコーヒーにであうことができます。

最近はコーヒーのチェーン店が世界展開していることが当然のような環境の中、Maui Coffee RoasterとAnthony Coffeeは世界中でここ1件だけの個人経営でオーナー色さえも感じられる、正真正銘ここだけのマウイのコーヒー屋さんです。コーヒーが美味しいだけでなく、朝食やランチの軽食メニューもあります。Maui Coffee Roasterはサラダや野菜タップリのサンドイッチやスープなどの家庭的ヘルシーメニューが多く、Anthony Coffeeは朝食メニューの卵料理やワッフル、ランチはお持ち帰りもできる種類豊富のサンドイッチメニューなど、ここだけの手作りフード感覚が暖かいです。

coffeeAnthony Coffeeはコーヒーショップなのになんとアイスクリームまで売っていてこれもマウイメイドで美味しく、(アイスクリームをエサにして)子供を連れて気軽に行けるコーヒーショップです。スコーンやマフィン、デニッシュなど片手で食べられるような焼き菓子も大好きです。

どちらのお店もローカルには人気で朝食時やランチタイムはたまり場にもなっていますので、マウイの地元的な雰囲気をちょっと味わえるかも。

特にAnthony Coffeeのモダン的でないローカル的レトロなショップは、友達の家にでも立ち寄っているかのような心地良さを感じてしまいます。

ある朝、Anthony Coffeeに立ち寄り、私の好物のアイスカフェラテをオーダーし、カウンターで砂糖をいれていると、
" How are you this morning, sweety.  お早う、元気?"と声をかけてきたのは、奥からでてきたお店のオーナー、オーナー自らカウンター下のゴミ箱のゴミ回収にきたのでした。

朝一番のコーヒーのローストが一段落したのでしょう。

コーヒーを味わうこともさることながら、そこで働いている人やオーナーの空気を感じることができるのも、個人経営の小さなローカルショップならではです。

anthony

Shave Ice - シェイブアイスは何味を選ぶ?(マウイローカル美味しい情報その3)

日本でも夏で暑くなると、かき氷が食べたくなると思いますが、こちらマウイでもそうです。

甘ったるく暑いと食べてるそばから溶けてどろ〜っとしたアイスクリームよりも、かき氷はいつまでも冷たく、口の中も身体の中も一瞬だけでもカキーンと冷たくなるので、暑い日は本当にリフレッシュします。

かき氷はこちらではシェイブアイスといい、ハワイでは昔ながらのローカルの味として親しまれています。

オバマ大統領がハワイ(オアフ島)へバケーションで滞在した時も、シェイブアイス屋の外のベンチで子供と一緒にシェイブアイスを食べているところが写真に撮影され、ハワイ観光局のウエブサイトにも思いっきり使われています。

野外イベントやフェスティバルなどでは、シェイブアイスはどこでもとぶように売れます。シェイブアイスはハワイローカルの味の代表選手であることは間違いありません。

ここでちょっとだけ余談ですが、ハワイローカルの味定番と言えば、

スパムむすび

プレートランチ

アヒポキ

シェイブアイス

リヒモイ

上記全て知ってるよ、食べたことあるよ大好き! という人は、かなりローカル食通度指数高いです。(とくに最後のリヒモイを知っていたら、あなたはかなりのローカル精通度。)

観光地やガイドブックのレストラン巡りだけしているとなかなかローカル実生活の食生活には出会えません。 おしゃれ度は無視して、いかに安く美味しいものを食べようかということに視点を移して探索しはじめると、観光客食生活からローカル生活者レベルの食生活へ自然となりますので、けっこうたくさん発見がありますよ。
ですから、リゾートホテルではなく、キッチン付きのコンドミニアムに滞在してスーパーマーケットへ足を運ぶような滞在型の旅行スタイルにするだけでも食の視野がだいぶ広がります。


さて、話を戻してシェイブアイスですが、
その日はやはりとても暑く、パイアのシェイブアイス屋は店内待つ人の列。 シェイブアイス機はひとつしかなく、オーダーごとに氷をガシガシするのでちょっと時間がかかりますが、やはりその待つ時間というのが、欲しいものを手にした時のありがたみをさらに増幅させるのです。

シェイブアイスには、各種違った味のカラフルなシロップをかけてもらいますが、皆が好きなよくありがちなパターンは”レインボウ”といって赤青黄色(味的には、赤=いちご、青=バニラ、黄=バナナ)の3種類をかけてもらいます。

無難路線で行きたい人は、赤=いちご をオーダーする人が多いような気がしますが、気をつけて食べないと口のまわり、唇と舌が真っ赤っかになります。 赤ならまだかわいいのですが、青=バニラは真っ青になってしまうので、彼とのバカンスということでおしゃれをして完璧にきれいなお化粧で決めてるお嬢様方は、唇が真っ青になると、パンクファッション的というよりもむしろちょっとホラー的になりまわりの人が怖がるので、気をつけて食べてくださいね。

私の息子のカイ、いつものごとく喜んでこのシェイブアイス屋へ入って行き、”いつもの味”をゲットし、お店からニコニコしてでてきました。

その味は、これぞローカルの味 ”Li Hing Mui リヒモイ”です。 色は少し茶色がかった赤で、パウダーが少しかかっています。 ほんのりと梅の匂いがして、これが好物な人にはもうとっても豪華なシェイブアイスに見えてしまいます。 いちごやバニラやバナナという単語と違って、リヒモイという単語を知っている旅行者はほとんど皆無、こういうところでニコニコしながらリヒモイをオーダーするのは間違いなくハワイ育ち。

食べたことがないからどんな味だかわからないし、だからオーダーするのもちょっと気がひけると思いますが、けっこう日本人には昔なつかしい味的で、受け入れやすいのではと思います。 ぜひ今度お試しを! でもリヒモイも、口赤くなるので気をつけて。



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手にもっているのはいっちばん大きいサイズ(ジャンボサイズ)、こんなに大きいサイズはひとりでは食べられないので買わないように!

Swap Meet - ローカルのおみやげが見つかる青空マーケット(マウイローカル美味しい情報その2)

Swap Meet 「スワップミート」 はたくさんの人がそれぞれ売るものをもってきて1日限りの出店をする青空マーケットです。 

普段は何もない広場に、自家用車のトラックで乗り付け、あらかじめ定められた自分の場所に自前のテントをたて、その日売る商品を並べます。毎週土曜日朝、たくさんのテントがひしめいているスワップミートは、観光客にもローカルにも人気のスポットです。

swapmeet入場料はありますが、たったの50セント。 そこにはエアコンのきいたモダンで都会的なインテリアのお店はありません。 掘ったて小屋ならぬ掘ったてテントの下で商品を並べているのは普段着のローカルの人。 大量生産でも大量流通でもない、おしゃれな包装紙もありません。 自分が作ったまたは持っているものを、そのまま売っているので、ほとんどは本人やその家族や友達がそこで売っており、産地直送、製造者直売の世界です。

自分の畑でつくった新鮮な野菜や果物、自分の庭に咲いたきれいなトロピカルフラワー、自分のキッチンでつくったドーナッツやバナナブレッド、家でいらなくなった子供の古本や古着、おもちゃやビデオを売っている人もいます。

フィリピンやインドネシアから個人輸入をしたようなシャツやパレオ、ネックレスなどのアクセサリー、そしてひとつ1ドルなんていう破格で手書きでMAUIと書かれたブレスレットや、サーフボードの形をしたブックマーク(しおり)などもあります。 フィリピン産だから安い安い。

絵や写真、ウッドクラフト(木の彫り物)やステンドグラス、自分の音楽のCDを売っている人もいます。

 

スワップミートで私の一番のお楽しみは、マウイで手作りされている掘り出し物を探しつつ、それを作っている製作者本人に会うこと。

まぎれもなくマウイに住んでいる人がマウイで手作りしているメイドオンマウイ物は、ソープ(石鹸)やローション、キャンドル(ロウソク)、ネックレスやピアスやブレスレットなどのアクセサリー、手作りジャムやスパイス などが多いです。 これらの物は、マウイ島内のおみやげ屋さんでも売っていることもありますが、お店によって置いてある商品も違うし、どこのお店にどの商品があるかを探し当てるのも大変、スワップミートに行けばマウイメイドの商品を、ほとんど製造者本人が売っていますので、商品に対する”愛情”を込めて親切に説明してくれます。 ソープやジャムなどは、実際に買う決断をするにあたっては、もちろん私個人の味や匂いや色などの好みもありますが、なぜかたまたまそこで話がはずんでしまいダラダラと商品の話から関係のない話をするのも楽しく、なんとなく最後に「じゃあ、これ1つ買うわ、いくら?」ということもあります。いや、このパターンのほうが多いかも。 そして製造者本人だから、買うとすごく喜んでくれるのもかわいいかな。 この人間味ある雰囲気があるところが、スワップミートの良さだと思います。 


最近見つけたお気に入りのソープとローションは、化学製品を一切使用していない100%ナチュラル素材でしかも手作り。ハワイ産ククイナッツオイルとマカデミアナッツオイルはしっとり効果抜群。 製造者本人の庭にあるトロピカルフルーツやトロピカルフラワーをそのまま使っちゃってるというから、自然からの恵みをそのまま利用の低コスト。 ”パパイヤシード”(パパイヤの種)という匂いのソープは、パパイヤの種(パパイアの真ん中にある黒い種。この種、ワサビの味がするという人がいますが。。。)を、コーヒー豆を挽く家庭用豆挽き機で細かく砕いて、石鹸にまぜているそうです。これを聞いただけでも、ワッ、本当に地道な手作り!と思ってしまいます。 使うたびに、手作りをした人のことを思い出し感じることができるのも、心温まります。

匂いの種類は聞いただけでも美味しそうな南国ムード満点のココナッツマンゴー、ココナッツパイナップル、リリコイグアバ、コパバナナ、パイナップルマンゴー、フレッシュマンゴー、パパイヤシードに、花の香りはプアケニケニ、ガーデニア、ジンジャー、ジャスミン、ピカケ、サンダルウッド、ハイビスカスなど、好みのものを見つけるのに迷いまくりです。 ソープとローションだけでなく、マッサージオイルもあるのでマッサージセラピストの方にもぜひ。

そして最近開発したという男の人用の匂いのソープとローションが1種類だけあり、男の人用の匂いってなんて説明していいかわかりませんが、わざとらしくなくいい匂いのする石鹸(説明になっていない?!)もおすすめです。

(※このトロピカルクリームソープの工場は観光地からはかけ離れた田舎私の家のすぐ傍。 欲しい!という方にはメールオーダーや、マウイ島受け取りの買い置きもいたします。 ハワイアン柄生地でギフト用パッケージもできますので、ウエディング用のギフトやおみやげ用にもぴったりです。)

 

さてこのスワップミート、マウイでは28年も続いており、今年からマウイコミュニティカレッジ隣接の広場に移り、駐車場も広く、アクセスしやすくなりました。マウイコミュニティカレッジはカフルイのクイーンカアフマヌショッピングセンター近く、マウイアート&カルチャーセンター側の道からはいります。

毎週土曜日午前7時から午後1時まで、ローカル色満点の青空マーケット、思わぬ掘り出しものが見つかるかも。 


mauisoapmauibutterslipper(何軒もの種類のソープ屋さんやジャム屋さん、アクセサリー屋さんが出店しているので、自分のお気に入りを探してね。)

 

Organic & Farmers Market ーローカル野菜が新鮮!(マウイローカル美味しい情報その1)

マウイで食材調達のお世話になる大型スーパーマーケット (Safeway, Food Land, Star Marketなど)は、そこに行けば生鮮食品から野菜にアイスクリームに生活用品までなんでもそろい、基本的な日本の調味料やお米、お蕎麦やめんつゆ、海苔まであり、本当に便利です。 

野菜売り場にはローカル野菜やローカル果物が若干おいてあることもありますが(Local Banana、Kula Onion, Molokai Watermelonなど、ローカルや地名が書いてあるものです)、

大型チェーンスーパーマーケットはどうしてもアメリカ本土その他から運ばれてきたものが多く、収穫されてから時間をかけて長旅をしてきた野菜は、やはりどこか疲れていて生気がなく、買ってきてすぐに食べないと、数日で腐ってしまいます。 その点、マウイローカルでつくられている野菜はいつも本当に新鮮、ネギなんか元気いっぱいでピーーーーンと真っすぐだし、レタスやキュウリはみずみずしくパリパリ、キャベツは包丁で千切りをしたときの切れ味感がさくさくで(しゃかっしゃかっと軽快な音がする!)ほんのり甘い。 玉ねぎは、マウイオニオン (Maui Onion, またはKula Onion)を必ずゲット、玉ねぎ特有の辛さがなく甘いのが特徴でそのままバーベキューで焼いてお醤油でも少し垂らして食べると美味しいですよ。 きゅうりは丸まると小太りしたアメリカンきゅうりではなく、マウイのクラでつくられているJapan Cucumberを(日本と同じような細くてジューシーなタイプのきゅうりはJapan Cucumberと言います)、だいこんはJapan DaikonかChinese Daikon(後者のほうがミズミズしいことが多い)、もしアボガドが好きならばこれもローカル産がめちゃおすすめ、醤油とワサビをつけてお刺身のように食べると美味しいって知っていました?  穴場はレモンにオレンジ。 スーパーマーケットで売っているサンキストレモンやサンキストオレンジのようにあざやかな色でもないし形もばらばらで、レモンなのかオレンジなのかわからなかったり、オレンジ色さえしていなくて見かけは悪いのですが、中に詰まっている水分の量がスーパーで買うレモンやオレンジの3倍以上はあって、オレンジはオレンジ1個でコップ1杯分のオレンジジュースが絞れてしまうほどの水分量、そしてびっくりするほど甘いです。 

オレンジに関しては、一度勇気をだして見かけや色の悪いものを買ってみてください。(実際、そんな見かけの悪いものはローカル野菜市や道路際で誰かが売っているようなところにしかありませんが)それは間違いなくマウイのどこかの誰かの庭にある木に実っていたものであり、そのジューシーな自然の甘みは、見かけで中身を判断してはいけないのだよということを思いっきり見せつけられます。 逃してはいけないのはバナナ、小さなバナナから大きなバナナまで種類がいろいろで、どれも美味、すごく甘かったり、さっぱりとしたレモン風味があるかのような甘さだったりと、自然がつくりだした味を堪能できるのは、スーパーマーケットで売っている形のそろったカリフォルニアDoleバナナではなく、ローカルバナナだけです。

ハワイと言えばすぐに思い出すのはパイナップルですが、今日明日食べたい場合には、触ってやややわらかくなっていて甘い匂いを放っているものを選ぶといいです。パイナップルの食べごろは腐り始める直前の完熟状態、全然酸っぱくなく甘〜くていくらでもいけちゃいます。

laycheeそしてこれは季節ものなのでとーっても貴重なのですが、ライチ。 白くて半透明でさっぱりした甘さのライチは、中華料理の杏仁豆腐に1〜2個もったいぶってはいっているところしか見た事がありませんでしたが、私の家の前の他人様の農場にライチの木がたーくさんあり、それを分けていただいてから初めて現物にお目にかかり、フレッシュな味を体験しました。 この甘くて水分たっぷりのさっぱりとしたライチは、クレーン車でないと収穫できないほどの大きな木に6月から7月頃になるとたわわに実ります。真っ赤な固めの皮をむいて食べますが、これは収穫できる1年に1回のこの時期にしか手にはいりません。だからますますもって貴重。 ライチは収穫してから時間が少したつと外の皮が茶色く変色し固くなってくるので、ライチのことを知らないと見た目には買おうとも思わないかもしれませんが、絶対にお試しくださいの絶品です。

 

せっかくマウイに来たのですから、こんなマウイのローカル農家がつくった産地直送新鮮野菜をいただきませんか? アップカントリーの小さなスーパーマーケットまで足をのばさなくても、マウイモールやクイーンカアフマヌセンターといった観光客にも行きやすいショッピングセンターで週3〜4回オープンしている野菜市で入手できます。

こんな穫れたて新鮮なローカル野菜はファーマーズマーケットで!

マウイモール:毎週火、水、金、土曜日

クイーンカアフマヌセンター:毎週火、水、金曜日

market3ほとんどは朝8時頃からの早い時間からやっており、やはり朝早いうちのほうが品数も豊富だし新鮮なものに出会えます。(いずれのショッピングセンターもカフルイの町の中です。ウインドサーフィンまたはサーフボードレンタルされているお客さま、昼間ウインドサーフィンでおでかけ中、当ウインドサーフショップの冷蔵庫でお預かりしますよ。)

 

マウイにはオーガニック自然食品を売っているお店も数軒あり、野菜や果物もさることながら、サラダバーやデリ(お惣菜)もあり美味しいベジタリアンフードも味わえます。しかし$1でハンバーガーが買えるマクドナルドとは違い、身体にいいものはお値段高めなので、サラダバーは取りすぎないように注意。いや、身体にいいものはたくさん取りすぎるほうがいいのかな。。。

自然食品のお店はココ!

Down to Earth(カフルイのマウイマーケットプレイス向かい)

Hawaiian Moon(キヘイのカマオレビーチセンター内)

Mana Foods(パイアの町)


やっぱりマウイに来たら、マウイで手作りされている新鮮野菜をぜひお買い求めくださいませ。

新鮮で生きているものをいただくと、自然と笑みがこぼれとても幸せな気分になり、生きるのに必要な食べ物は、人工的に手を加えなくても、自然の神様によって大地から最良のものが与えられているんだな〜と思います。

market2market1

 

 

*プロフィール*
内藤葉子 Yoko Naito
マウイ島にて現地旅行会社と
ウインドサーフショップをしています。
ぜひ遊びにきてください。


マウイドリームバケーション
のホームページ



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