メイドオンマウイ元気のスパイス

元気のスパイスを、ハワイマウイ島からお届けします。 アロハエッセンスとマウイの風を感じてもらえるとうれしいです。

Hydrotherapy, Wind ( Go! Fede ) - 癌とともに生きるフェデリコの海療法、ウインドサーフィンセラピー

(今回のブログは特別記事です)

フェデリコが、癌とウインドサーフィンと自分の命とどのように対峙しているかを語っている記事 の 日本語訳 です

                
               米雑誌 -WINDSURFING-6月号掲載

             
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記事タイトル:

HYDROTHERAPY

Cancer Patient Federico Pecora Has an Ally in his battle for Health - IT'S THE WIND.

海療法

癌と戦うフェデリコの味方ーそれは風


 


今日は美しく晴れ渡った気持ちのいい快晴、

僕が住んでいるのはカリフォルニアのシールビーチ、

今日の海上予報は、サウススウエル(南からはいってくる波)に25ノットの適度な強風、

ウインドサーフィンには最高のコンディションで、気持ちは興奮しワクワクしています。


でも今日は海へ行く前に、朝一番でドクター(医者)へ行かなければなりません。

昨日は4時間かけて抗がん剤を投与したので、その作用により白血球数が減少することを防ぐ為の注射を打ちに行くのです。


僕は今から4年前に食道ガンであるという診断を受けました。

その頃僕はマウイに住んでいて、いつものように毎朝起きてはカフルイのマウイウインドサーフカンパニーへ働きにでかけていました。

そしてウインドサーフィンをすることが僕のライフ(生きる喜び)でした。 

その頃の僕の生活の中では、妻と子供、そして仕事が最大の優先順位を占めていました。

今僕の生活において最大の優先順位を占めているのは、「癌と戦うこと」です。


今日はドクターへ行ったあとに、妻と子供たちと一緒に海へ行き、僕はウインドサーフィンをする予定です。

妻はいつも僕がウインドサーフィンをする事に協力してくれます。

抗がん剤の副作用で体調が最悪の時でさえも、妻はウインドサーフィンに行くように励ましてくれます。

ウインドサーフィンをすることが僕の最悪の体調と最悪の気分を浄化させ吹き飛ばしてくれることを、妻は知っているからです。


12時頃、ドクターのオフィスから戻ってきました。

僕はすでに風を感じ始めています。 まだお昼だというのに、風はすでに20ノット吹いています。

最高にワクワクし、心臓は高鳴り、すでに自分が滑走している波の斜面の感覚を想像し始めています。

ミネラルウオーターと栄養価の高いキノワとアボガドとオーガニック野菜でつくったサラダを食べて、いざ海へ!


今日の体調はよくありません。抗がん剤の副作用で、吐き気、頭痛、胃もたれと疲労感がひどいです。

でもひとたび海に来ると、僕の心は「喜び」だけでは到底足りないそれ以上の「幸福感」で満たされます。

僕が闘病を始めて以来、マウイに居たときに仕事でもプライベートでも良き友人だったゴヤセイル、クアトロ、マウイフィンカンパニー、チノックの人たちが今なお好意で道具のサポートをしてくれることはとてもありがたいことです。

それというのも、みんなこのウインドサーフィン療法が僕にとってどんなに効果的であるかを、同じウインドサーファーの身をもって知っているからです。


ギアのセッティングも完了し、ゆっくりと海へ向かって歩いて行きます。

海から運ばれてくる純粋な酸素を胸いっぱい吸い込み、大きな空を見上げて神様に祈ります。

「今ここに生きていること、今日ここでウインドサーフィンができることに感謝します」


はやる気持ちをおさえて軽くストレッチをしてから海にはいると、5.3のセイルは一瞬にして風をはらみ、くずれたばかりの波で白い泡がまだ残っている平水面を勢い良く滑り出し、すぐその先に今にも割れようとして盛り上がっている新しい波に向かって突進していきます。。。。       「本日最初のバックループ! 決まった!。。。あ〜最高だ〜」


僕の身体はすでにいい気持ちになっています。

ついさっきまで僕の身体を強固に支配していた抗がん剤の副作用は、まるで魔法のようにすべて消え失せていきます。

それから2時間余り最高の波のコンディションの中で、両手がブームをつかむことができなくなるまで、僕はウインドサーフィンをし続けました。

あ〜疲れた〜、お腹すいた〜! 妻の手作りの美味しいご飯が待ち遠しい! さあ早く家に帰ろう。


僕にとってウインドサーフィンというのは、もうどうしようもなく好きで好きでたまらない離れる事のできないものです。

ウインドサーフィンとの出会いは僕の人生を変え、世界中からたくさんの友達を与えてくれました。

僕の最高の友達のひとりでもある弟のマリアーノとも、この愛すべきウインドサーフィンというスポーツの楽しさを分かち合えるのは、最高に幸せなことです。

かつて僕はウインドサーフィンをしたくてアルゼンチンからマウイへ来て、そこで妻となるマーシーと出会い、マウイで2人の子供を授かりました。

そして今、神キリストに守られている事を信じ、僕の今までの人生において最大の苦難障害である癌との戦いにチャレンジしています。

僕は癌になったことによって、もし癌になっていなかったら知る事もなかったであろう多くのことを知り学んでいる事に、感謝しています。


僕は自分が癌になって以来、小さな子供からお年寄りまでのあらゆる年齢層の、想像もできないほどの多くの人々が癌という病気に苦しんでいることを知り、その人たちが癌と戦っている姿を間近で目撃してきました。

人間は誰でも生きている間に、必ず何かしらの大きな苦難や障害に立ち向かわなければならないことが起こります。

そんな時、そのような苦難や障害に対して、どういう姿勢でどう対応すればいいのか???


I Will Never Give Up. 僕は僕の強固な意志で絶対あきらめない。

もし「癌」がもっともっと強い苦しみを武器にして僕に戦いを挑んできたら、僕はそれよりももっと強くなって戦いに真っ向から挑みます。

時々僕は、冗談でまわりの人に言います。「癌はウインドサーフィンが絶対大っきらいだと思うよ。だって、ウインドサーフィンをすると僕は最高に気持ちよくなるし、それに知ってる? ウインドサーフィンしている間って癌細胞がどんどん死んでいってるんだよ。」


今この僕の記事を読んでくれている世界中の友達たちにぜひしてほしいこと、、、
 

「今生きている自分の命に深く感謝し、身体を大切に健康管理に気をつけること」

栄養のある身体によい食事を摂ることは、身体を強くし身体のあらゆる機能も順調に良く働くようになるのです。

無添加の穀類やオーガニック野菜、ホルモンや抗生物質を含まない肉類、オーガニック乳製品、種やナッツ類、ミネラルウオーター などを身体に摂り入れてあげるような食事に気を配ることが健康管理には重要です。


「LIFE is TODAY. 生きるということは、今日の今目の前の瞬間のことなんだ。」

テレビの前に居る時間を減らし、インターネットをする時間を減らし、携帯電話を使う時間を減らし、

愛する人と大切な人と一緒に過ごす時間を増やそう。 

そしてその愛する人たちと過ごすかけがえのない時間の為に、愛する人たちの為に、自分の身体を命を大切にしようよ。




この4年間、僕は人間の身体にとっては最も害毒であると言われている薬を投与し続けています。

つい最近僕の身体に投与されたものは、僕にとってはこれで4種類目の抗がん剤で、3つの新しい薬成分を含む最新の抗がん剤です。


4年前に癌の診断を受けた時点で、すでにステージ4(4段階中の最悪のレベル)で、1年生きられないと言われました。

僕は愛する妻と幼い子供の為に、なんとしてでも戦って生きると決めました。

それから4年経った今、僕は生きており、生きていることを最大限に楽しみ、気持ちは元気満々です。


今日、僕はここカリフォルニアの海で最高に幸せです。

そして今日という瞬間に生きていることを神様に心から感謝します。


明日もまた風が吹くといいな。 

予報は上々、僕はいつでも海へ行ける態勢!

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去年2010年6月マウイ島カナハでフェデリコと。
(左から:私の主人、ちょうど日本からマウイを訪れていたテリーさん、フェデリコ、私)
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フェデリコのことを書いたブログアーカイブ

Now & Today 今を生きる今日1日を生きる http://mauiwind.livedoor.biz/archives/285695.html

One Foot on Sand いつもあの砂浜で(のつづき)http://mauiwind.livedoor.biz/archives/1412956.html

Summer Sunset 夏のマウイサンセット http://mauiwind.livedoor.biz/archives/1447576.html


フェデリコのブログ(英語とスペイン語のみ)  http://vivoalive.blogspot.com/

フェデリコのブログの日本語訳: http://www.mauiwindsurfcompany.com/jp/jfede.php

 


フェデリコの記事への感想やフェデリコへの応援メッセージがありましたら、ぜひお送りいただけるとうれしいです。
上記のフェデリコ本人のブログ(英語とスペイン語のみ)へ英語またはスペイン語で投稿されるかまたは、
このブログのコメント欄へ日本語でご投稿下さい。英語に通訳して本人へ転送します。


 


Ocean - 海で遊ぶのは最高の癒し特効薬

あ〜〜楽しい!!! 気持ちいい!!! 海からあがって、大きな声で独り言を言ってしまいました。

忙しい夏のあいだはご無沙汰だったウインドサーフィンをしに久しぶりに海にきました。 パステルがかったようなライトエメラルドブルー(マウイの海の色は既存の言葉で表現できず、感覚で言葉をつくりました)の海にホワイトキャップ(白波)があちこちに立ち、波の音、潮の香り、頬に真横から吹きつける風、すでに海上を滑走しているウインドサーファーをみて自分も早くあそこに行きたいと気持ちがはやり心臓がドキドキし身震いしてくる。 いつもそこにある海と風は、私のすべての感覚にすごいパワーでその存在を示し、迎え入れてくれます。
”あ〜、海はやっぱりい〜ね〜”と、今度は半分は独り言、半分は横にいる友達に向かって声にだして言ってしまいます。 友達は”初めてここに来たわけでもあるまいし、もう何年この海に来ているの?”とでもいいたげに、”ようこちゃん、幸せだね〜”と言って笑っています。 いつもいつも同じ場所の同じ海なのに、毎回毎回初めてこの海を見たときのことを思い出します。 こんなパステルがかったようなライトエメラルドブルーの海でウインドサーフィンやっちゃっていいの? と思ったことです。 こんなウソみたいな海の色は、沖縄、グアムとそしてハワイでしか見たことがありませんでした。

 

もうこれだけでも十分満足で癒される〜といったところだけど、海につかるとまたそこには別の世界が待っています。 風を受けて岸から離れ、沖に向かうにしたがって、人の気配は遠ざかり、自分と海と風だけの世界にはいっていきます。不思議と陸での生活のわずらわしさや懸念事項、心配事などという面倒なことは、この時ばかりはどこかへ吹っ飛び、今のこの瞬間がよければ後はどうでもイイヤ的な子供のようななんとも楽な気持ちに戻り、やがて自分の瞑想の世界にはいっていくような、自分と自然だけの世界に陶酔してきます。 私はよく海の上でもつい独り言を言ったり、そして歌いながらウインドサーフィンしていることもあります。でもこれは独り言ではなくて、自然と会話しているつもりです。 沖でターンができずに、そのまま海に沈すると、それもまたそれで気持ちよく、海に全身抱かれている感覚になり、”あ〜ここは母なる海なんだな〜、海に抱かれるって気持ちいいんだな〜”ということに気づきます。 ちなみに私はマウイにいるとはいえ、プロのウインドサーファーでもないし、コンテストにでるような腕もなく、(言い訳をさせてもらえると子育てやその他事情により途中何度も長いブランクがありましたので)、いつまでたっても腰ひけ状態のしがないウインドサーファーですが、 それでも海にでるとこんなに素敵な自然との一体感を味わうことができ、そしてなんといっても最高の癒し特効薬です。ストレス解消&健康の為のリフレッシュに、ヨガをやったりエアロビクスや水泳をしたりもしますが、この海上自然一体感による特効薬ほど効くものはほかにはありません。

 

高校生のときつきあっていた彼氏はサーファーで、ある日千葉の九十九里の海までついていったことがあります。海をみるやいなや、サーフボードとともに海にくりだし、私が浜にいることなんて忘れてしまっているかのように2度と岸に戻ってきません。最初は海って気持ちい〜な〜と思っていた私も、浜でやることもなくだんだん退屈になってきます。せっかく一緒に海に来たのにおいてけぼりをくったような寂しい気持ちにさえなってきた頃に、やっと海からあがってきた彼はもう完全に海と恋人同士になったかのように頭も気持ちも海に支配された興奮状態にあり(要は、最高の波をつかまえて大満足し、舞い上がっちゃっている状態)、もはや私とは別の世界にいっちゃってます。 浜にずっといた私は頭で余計なことばかり考えている大人、海に抱かれた彼は完全に今楽しければそれでいいやの子供状態になっており、なんだか海に彼の感心をすべて持っていかれたようで、ばかみたいに海に対してヤキモチをやいているような気分になりました。どうしたら私もその同じ世界にいってその興奮を共有できるのかと考えていました。

 

ウインドサーフィンをはじめた頃、来る日も来る日も、アップホールライン(セイルをたぐりよせる為のヒモ)をたぐり寄せては、足もとのバランスをくずしセイルがうまく立たずに失敗、また最初からやり直し、やっとセイルがまっすぐにたって足もとのバランスをくずさぬよう用心深くブームをつかみ、セイル手をひきこんで風を受け1メートルはしって沈、この繰り返し。でもなぜか、つぎは1メートル10センチ進めたらいいな〜、その次は1メートル20センチと、次はもう少し行けそうだというような、やめられない魔力に引き込まれ、またやりたくなってしまい、海の上で地道な努力を重ねながらも、海にはいるのが楽しくなっていました。
海で遊んでいるときはかっこいいパンプスもはいていないしルイビトンのバッグも持っていない、顔は当然化粧っけのないすっぴんに、髪は海水でべたーとぺったんこ、お肌は完全に紫外線でやられちゃってるし、そればかりか握るのに邪魔だという理由から結婚式翌日から結婚指輪は永久にはずしたままという、いわば何ももっていない素のままの状態。でも、気分だけは最高。そう、母なる海で、なんの心配もせずに時間も忘れて夢中で遊ぶ子供にもどっちゃってるのだと思います。子供に戻れる時間があると、いとも簡単に心地よく癒されていきます。

wsfkana私の息子のカイは陸のスポーツが大好きで、マウイにいながら海もそんなにはいりたがらないのですが、 最近思い出したようにウインドサーフィンをしてみました。
海からあがってきたカイに、”どうだった?”と聞くと、" It feels so good, so relaxing.(最高に気持ちよくてリラックスできたよ)"と言っていました。 子供でもそう思うのネ、じゃあ海の癒し効果は本物だ、と思いました。

 

 

by Yoko, October 2007

*プロフィール*
内藤葉子 Yoko Naito
マウイ島にて現地旅行会社と
ウインドサーフショップをしています。
ぜひ遊びにきてください。


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